のんびりした田舎を舞台に猫娘やエロ河童などの妖怪たちが人間社会にちょっこっとまぎれつつ暮らす日常を描いたお話。
どこかの田舎町。主人公の猫娘はやんちゃな幼女のような風貌と性格。猫の姿で近所のおばあさんの商店に居つきたまに人間の姿になりおばあさんを助けたり近所の子供たちと遊んだり。人間側は妖怪の存在を知っていたり知らなかったり。なんか知らない人間が妖怪の存在を知ってもさほど抵抗なく受けいれちちゃうみたいなゆるゆるな雰囲気。実際主人公は人間のこどもたちにはばれちゃってますが異端視することなく仲良くなっている模様。本当に雰囲気が良くて読んでてほっこりする話ばかりです。
人も妖怪も動物ものんびりまったりマイペース。遊んで笑って喧嘩して。田舎のいいイメージを存分に詰め込んだ寓話のような話。ただちょろっとエロなエピソードもあるけどね。エロ河童が主人公の仲間にいるんで、というか雑誌読者傾向を鑑みているのか。エロ描写は一見子供のいたずらのような軽め描写と見せかけて実は濃い・・のかもしれない。まあ寸止めなんで問題なし(笑)
いけ
リュウコミックス1~ / 徳間書店
ジャンル:青年・ローカルファンタジー / 好み度:★★★★☆
この漫画の雰囲気って、今はなき徳間から出てた美少女まんが全集を思い出すんですよね。少女がいっぱい出てかつ直接的なエロはほとんどない女の子でも読めるアンソロジーだった。