学園祭の準備をしていたはずが気がつけば拘束具で捕縛された主人公の少女。なんとか拘束具を解いたところで自分以外にも大勢の人間が囚われていた。
儀式と称したキツネ狩りのような宗教じみたサバイバルゲームに巻き込まれている模様。囚われ側だけでなく、主人公の友人たちによる主人公探索のサイドも描かれているところが特徴的。ちなみに主人公には病の妹がおり、生存のための主人公の活力になっているのも鍵かな。線画綺麗で読みやすいし手数も多い。
個人的には、質が高い話と感じるが、似た話が多すぎてそれに埋没している作品の1つ。あと表紙より本文の絵のほうが断然良いタイプ。
設楽圭吾
MFコミックス フラッパーシリーズ全2巻 / メディアファクトリー
ジャンル:青年・サスペンス / 好み度:★★★☆☆