幻影博覧会 冬目景

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大正くらい?の時代の敏腕探偵の青年と聡明で不可思議な雰囲気を持つ助手の少女真夜が体験する事件を描いた物語。
レトロな時代背景と作者の絵柄がぴったりはまっていますね。1巻はおおむね事件の謎解きとアクションがメインです。話の構成も無駄なくて素直に面白いと感じました。個人的にドロドロした描写が少ないのが良かったり。探偵と助手の、まったりだけどテンポのいい会話がツボです。
2巻以降は真夜の秘密がメインになっていって探偵モノを逸脱そうな予感。1巻目で真夜のペット(?)の眼帯の狼(犬?)がファンタジーだなあと思ってたんですがこれの前振りだったのかな。どちらにしても興味を引く面白そうなタイトルです。

冬目景
バーズコミックス全4巻/幻冬舎コミックス
ジャンル:青年・レトロミステリ / 好み度:★★★★★