ゴロセウム 馬場康誌 


ゴロセウム(シリウスコミックス)

3枚の異星人の英知が詰まった円盤を巡り、ロシア国家を相手に土方歳三の子孫の青年・白き魔女と呼ばれるロシア女性・ラスプーチンらの戦いが始まる。・・でいいと思うんだけど。
ロシアのトップが地球外生命体の英知を解読し鋼の肉体の超人類となり、ラスプーチンが持つ3枚目の円盤を奪取するため動く。一方ラスプーチンは土方歳三の子孫の青年とその弟子?であり敵と同じ英知を持つ女性に助力を求めるってかんじのはず。
歴史・天体・武道・国家の陰謀様々な方面の要素が詰め込まれている。若干荒唐無稽な印象もなくはないがきちんと筋道を立てているので話しに入りやすい。悪の役どころの作品が多い印象のラスプーチンがこの話では世界の行く末を思う僧という人物像なのが印象的だった。

馬場康誌
シリウスコミックス全6巻
ジャンル:青年・アクション / 好み度:★★★☆☆