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プロゲーマーとして活躍する実在する人物・梅原大吾を描いた物語。
いわゆる伝記物になるのだろうか。存命の人には使わないか?;
エピソードはノンフィクションだろうが、フィクション要素もあるかも知れない。
e-sportsの格ゲー大会での逆転劇が伝説になっていて、
いまだにyoutubeでよく閲覧されているらしい。
格ゲーはキャラはわかるけどプレイはさっぱりなので;すみません。
1巻は1996年頃の話で、ライバルの当時15歳の大貫晋也の視点で描かれる。
家庭用ゲームもあったと思うけどゲームセンターもかなり熱い時代。
負け無しの大貫少年が梅原と出会いライバル心を燃やす展開。
梅原さんが得体の知れない存在として描かれ、
大貫さんがなんか矮小な人間に描かれる。当時15ならあるあるって感じだけど
こういう描写はアリなのか?とも思う。
くだらない遊びとしか認識しない大人など彼らの周囲の環境や当時の世相も
リアルに描かれている。ゲームキャラと現実の場面をリンクして描写するので
画面に迫力があり真剣勝負感が半端ない。熱い。
大貫さんがけっこうアレな性格で描かれてるけどいいのかな?と思ってしまう。
バンパイヤセイヴァー懐かしいなあ。キャラしかわかんないけど好きだった。
本人が監修、1巻は大貫さんにも取材されて制作された模様。
あまりわからない世界だが作品自体はけっこう楽しめた。
原作:折笠格 / 作画:西出ケンゴロー
角川コミックスエース全9巻 / 角川書店
ジャンル:少年・ドラマ / 好み度:★★★☆☆