親を亡くし天涯孤独となった少女は男装してある農園で働くことに。
しかしその農園の地下には豚の皮の面をかぶる農園の長男と言われる青年がいた。
彼は人をやめた悪魔であり、彼と少女の出会いから物語ははじまる。
悪魔の青年は少女を気に入り少女を助けるため
少女も餌食にしようとした農園を乗っ取っていた輩たちを悪魔の青年が殺す。
一方で悪魔を狩る集団が登場し、悪魔狩りVS悪魔の構図も描写される。
陽気な気質だが容赦なく人を殺せる悪魔が、気に入った人間の少女に殺しはダメと
言われて殺さなくなるという設定と、どこか壊れている悪魔狩りの面々。
悪役も含めて人間側のほうが外道というタイプのダークファンタジー。
荒いタッチだが主題に合っている絵柄。初見は若干読みづらさがあったが慣れれば良。
若いメインキャラの造形は可愛い系というかライトノベル挿絵系というか。
松永孝之
角川コミックスエース1巻 / 角川書店
ジャンル:青年・ダークファンタジー / 好み度:★★★☆☆