ゲーム制作を希望し就活する女性を突然拉致したのは、
就職活動していた会社のトップの娘(小学生)だった。
拉致ったのは娘の戦闘派メイドなんだけど。
で、主人公はなし崩しに娘が立ち上げるというゲーム会社の企画を
することになるのだが、というはじまり。
しかし社長である小学生は、ただゲームが好きだからという理由で
会社を興しており、当然ノープラン。主人公が思いつくまま言った提案に
沿って人材を(拉致して)集めていき、なんとか形にはなるのだが、
オリジナルのゲーム制作には中々たどり着けず。
会社を存続させるためにしばらく外注仕事、社長は小学生業の合間に
社長業をし・・というか社長業はほとんど起動してないし、
主人公は企画といいつつほぼ社長のおもり・・というグダグダ状況から、
小学生社長の親馬鹿父親の、主人公に対してのテコ入れを始めとした
様々なエピソードを重ねつつ形になっていく展開。
物語としては、一応ゴールが設定されており、
行きつ戻りつしつつも話が進んで行く構成は読みやすい。
このあたりは雑誌のカラーが出るんかなあと思う。
いや唐突に終わるのが山ほどあるからさ。
ラストは綺麗にまとめられている。
個人的に絵師の女性社員が好きだった。
宮嶋星矢
ぶんか社コミックス全1巻 / ぶんか社
ジャンル:4コマ・コメディ / 好み度:★★★☆☆