アルム軍とセリカ軍という2つの軍を交互に操作し、共通の敵を倒すシュミレーションRPG。 最初は2つの軍だったのだが、合流して1つの軍となり進むことになります。ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣の外伝的な物語で前作に出ていたキャラも、4人ほど出ています。ペガサス3姉妹とエムブレム不動のレギュラーの人(笑)。
前作はシュミレーションの色合いが強かったのに対し、こちらはRPGの色合いが強い感じがしました。前作は得られる経験値に限りがあり、それなりの戦略を立てないといけなかったのに対し、このゲームは時間さえかければ経験値稼ぎがいくらでも出来るようになっているからなのです。あと、経験値が倍得られるアイテムとか、たくさん経験値をくれるマミーちゃん(敵モンスター)とかがあるため一層簡単に感じられました。また、マップも広いもののあまり入り組んだ地形ではないので突っ走ればいいという印象を受けました。難易度が低くなっているので前作で難儀した人にはやりやすい一方、前作をサルのようにやった人には物足りないシステムだと思います。
ストーリーの方はドラマ性が高く主人公同士の恋愛系も入っています。恋愛といえば、ペガサス三姉妹の長女パオラの死んだときの台詞「アベル...帰れなくてごめんね...」(正確な台詞じゃないかも;)には物議をかもしだしましたねえ;アベルの相手はパオラかエストか?と...。答えはスーファミ版で明かされるのですが、あれでアベルは男をかなり下げたと思います...。
はじめにも書いていますがこのソフト、2つの軍から1つの軍になるのですがセリカ軍は某アイテムのおかげで強いユニットを作ることが可能なのですがアルムの方は経験値の入りがちょっといまいち。2つの軍の格差が出来やすいのはどうかと...。
・発売元または制作元...任天堂
・ジャンル...シュミレーションロールプレイング
・個人的ハマリ度...★★★★★
・機種:ファミリーコンピュータ/ニンテンドーDSほか