東西新聞記念事業の「究極のメニュー」づくりの担当になった文化部記者の山岡士郎と栗田ゆう子が出会う食の物語。
主人公たちが究極のメニューの企画を始めたのに対し、ライバルの新聞社が山岡の父親が監修する至高のメニューの企画を始め、度々親子の料理対決が行われる、というのが根っこのストーリー設定。
主人公の食に対する情熱と膨大な知識、食文化に対する問題提起、親子の確執などの濃い人間描写が見所かな。食に携わる職業・職人の硬派な雰囲気、基本的に現実的な理論展開でストーリーが進むので料理の薀蓄を観たい人にはお奨めか。
総じて見ごたえはあると思うけど時々極端なだなと思うこともしばしば。クジラの話とか目から鱗なところもあったけど。
1988年日本テレビ系放映全136話/堪能度：★★☆☆☆