変身ヒーローに憧れる広野健太は突然謎の少女あおいと遭遇する。その時同時に落ちてきたノートに自作のヒーロー・ウイングマンを書き込む。実はそのノートは書かれた内容を現実にする力のあるノートだった。本物のヒーローになってしまった健太はあおいと共に、ノートを狙うリメルの刺客と戦う。
おおまかな内容はまんま特撮系なんですが、(敵も怪人とかだし)いろいろ目新しい設定があるタイトル。主人公が自分の想像力を駆使して必殺技とか装備とか作り出していくのはどことなくクリエイターを彷彿とさせたり。
超人的な力を発揮するにも基礎体力がないと無理がいくとかノートに望みを書くだけでは100%現実で満足のいく結果が得られない、ノートに書く以外にも努力が必要という設定が上手いなあと感じました。あと人間関係の描写がリアルというか生々しかった記憶があります。
従来の特撮系とRPG系を足したようなヒロインたちのコスチュームデザインが好きだったなあ。
アニメ自体の出来は可もなく不可もなくなので原作をおすすめします。
1984年テレビ朝日系放映全47話/堪能度:★★☆☆☆