19世紀末のロンドンを舞台に、物の記憶を読み取る能力を持つ青年・珂月と貴族の青年ウィリアムが関わる事件を描いた物語。
妖艶+アクション系というべきか。良く言えばもの静かな、悪く言えば暗い主人公と快活な貴族の青年の対比が面白いです。つか珂月が主人公ですよね?これ・・。あとになるほどどっちが主人公だか。事件のからくりはなかなか凝ってますのでその点でも見ごたえあり。あと主に仕事を超えて仕える従者(心の底から心配したりとか)という主従関係に萌える人なら楽しめる人物関係がございます(笑)
伊庭竹緒
プリンセスコミックス10巻/秋田書店
ジャンル:少女・ダーク・ドラマ / 好み度:★★★☆☆