タイトルのGSはゴーストスイーパーと読み、いわゆる霊障を取り除くことを生業とする拝み屋のこと。腕は確かだけど高飛車でゴージャス嗜好の強いゴーストスイーパーである主人公の女性・美神とある事件から超低賃金で助手を務めるありあまるほどの煩悩パワーを持つ青年横島忠夫、常識派の巫女の幽霊おきぬちゃんが織り成すドタバタオカルトコメディ。
発表された年代はボディコン、タカビー、アッシーといった言葉が流行っていた頃でそれらを具現化したような主人公。いろいろなアイテムを駆使して霊を退治するアクションシーンと個性的かつ目まぐるしく動く脇キャラが絶妙です。個人的には一話完結形式なので気負いせずにひまつぶしに観るにはうってつけなタイトルでした。
1993年テレビ朝日系放映全45話/堪能度:★★★★☆