少女と見まごう容姿の妖精狩人のレンは仇の妖精を捜して旅をするなか、出会った妖精保護団体の青年シエルと共に行動することになる。
妖精の狩人というのは妖精の羽目的で妖精を狩る者で、保護団体はその狩人を取り締まっているという図式。レンは因縁のある妖精を探すために狩人になっているが彼自身も・・・という設定です。
はじめのうちは登場人物の行動範囲でのみストーリーが展開するので世界観がつかみづらいところがあります。設定の説明が延々と続くのもアレですが視野が狭すぎるのも読みにくいものですね。まあじっくり読めばわかってきますけども。人物描写、特に2人が旅の中で出会う妖精の描写はなかなか興味深く印象に残る構成になっています。
作画はときどきデッサンが難？ってところが気になりますが徐々に改善されていっている模様。相棒もののロードファンタジーがお好きな人向け。
喜久田ゆい
ゼロサムコミックス全４巻 / 一迅社
ジャンル：少女・ファンタジー / 好み度：★★★☆☆