とある洞穴にすむくまのコミュニティを中心としたナンセンスギャグコメディ。
生粋でリアルな風貌の熊と、デフォルメぬいぐるみな風貌の子供たちがすむコミュニティ。他パンダとかいろいろ熊キャラで構成されたお話。
時には先生と生徒、ときには母と子供たち、といったその時々で関係が変わっている状況。朝、母が子供たちを起こし少し行った先の木を回りこんで同じ穴に戻るとそこは学校という設定になるって感じ。
同じ登場キャラによるオムニパス1エピソード読みきりって感じかなあ。変わった趣向のギャグ漫画だなあと思ったら、巻末に劇団員による演劇のようなものという説明で妙に納得しました。
青年誌らしくなかなか毒も含まれたコメディが多く、パロディや修羅場なネタもあり。読んでいるときはそれなりに楽しいけれどアクが強すぎる感がなきにしもあらず。
黄島点心
リュウコミックススペシャル全4巻 / 徳間書店
ジャンル:青年・アニマルナンセンスコメディ / 好み度:★★☆☆☆