心を病んだ若者たちが集まる街で奇怪な失踪事件が続発していた。事件を追う刑事・阿久津と少年・篠は、かるたという不思議な少女と出会う...。
かるたを使って戦う少女と、少年とおっさんが常軌を逸した事件に関わるという話。ってなんか違う...;かるたは素性の知れないいわくありの少女で阿久津と篠とは別行動、まあ「美夕」的展開というべきか。かるたは思ったより人間くさいキャラです。個人的好みとしてはもうちょっと神秘性があるとツボだったんですが、物語としてはこちらのほうが深みがあるかも。巻数が少なくてかなり急ぎ足展開なのが残念。せっかくの設定も活かしきれていないというか。これも雑誌の都合で短くなったパターンなのかも。
片山愁/原作:工藤治
角川コミックスエース全3巻/角川書店
ジャンル:少年・アクション/好み度:★★☆☆☆