死んだ人間・動物たちがコピーとして蘇えされ、中に人が入っている黒い球体が出すミッション・「～星人」と呼ぶ未知の怪物？異星人？を倒すことを余儀なくされる物語。
アニメ・実写化された長編。アニメ数話を見てから原作を読みだしたクチです。主人公は線路に落ちた酔っ払いを助ける友人に促され、自分も線路内に入るも、友人とともに電車にはねられ死んだはず・・だが、気がつけば知らないマンションの一室に・・というはじまり。
主人公を含めた死んだはずの人間たちは、中に植物人間？が入った黒い大きな球体が出すミッションをこなすことになる。ミッションは「～星人」と呼ぶ正体不明の人外？を倒すというもので、いくつかの特定ルールとミッションクリア後に点数が割り振られるシステム。個人的にこれがなかなかわからなくて何度も読んでしまった；とにかく何が何やらわからなくて、わからないがゆえに続きが気になる構成でしたし、ギリギリな状況ゆえのリアルな人物描写が印象的な話でした。
ラストはあっさりしすぎて後日談が欲しいと感じつつも、長編ゆえにこの終わり方のほうが引きはいいんじゃないかなと思いました。結局私の理解力では一連の背景は何度読んでもわからなかったのですが・・。
奥浩哉
ヤングジャンプコミックス全３７巻 / 集英社
ジャンル：青年・SF・アクション / 好み度：★★★☆☆