近未来の東京を舞台にした、浅草署保安課の烏丸響子と異形の存在「異端の者」との戦いを描いた物語。...でいいんだろうか。
異端の者というのはヴィジュアル的に妖怪・怪物系。主人公は人の域を超えた身体能力を持っていて個人的な因縁で追っているかんじ?設定としてはけっこう面白いし主人公の心理描写も上手いと思います。謎の少年の対峙とかツボなところもあって個人的には期待大なんですが・・・。
うーん。なんというか漫画描くの慣れてない?という感じ。読んでて印象に残るものが少ないというか、アクションを見せるには淡白すぎる表現というか。巻を重ねると見方も違ってくるかもですが。
イラストレーターとかアニメーター出の人が漫画を描くとどうも一編通りの画面が延々と続く作品ができるなあと思うのは気のせいか。なんかこう、見せ場とそうでない部分の差があんまりないんですよね。続きがみたいと思わせるものが少ないというか。
原作:広井王子 / 漫画:コザキ ユースケ
バーズコミックス全10巻/幻冬舎コミックス
ジャンル:青年・オカルトアクション / 好み度:★★★☆☆