同名フィギュアシリーズのコミカライズ。
2040年、MMSと呼ばれる小型ロボットが一般的になった時代。主人公の少年は、高校入学とともに、武装神姫と呼ばれる女性型MMSを競わせる神姫バトルの活動をしていたロボ研に入る。そして主人公は、先輩たちに連れられて行った店でジャンク品で売られていた神姫を購入、起動させ、ストラーフ零と名づける。
うーん;あらすじがうまくまとめられない;フィギュアサイズの自立型ロボットに装備をつけてロボット同士を競わせる競技の物語。プラレス三四郎とかエンジェリックレイヤーみたいな話ですね。
神姫という名の通り登場するロボットは女性型で、人格プログラムのようなものが組まれているのか持ち主との会話も可能。顔は人形のようですがボディはまんまロボットのようなフォルム。ソフトとハード、両方をカスタマイズし装備をそろえてバトルに挑むという形式です。戦闘操作テクニックの描写もありますがどちらかというとカスタマイズの描写を重視するタイプの話かなー。
主人公の相棒ストラーフ零は出自も起動方法も不可解な部分が多く、零を得たと同時に、零の前の主人であろう少女が主人公の夢の中に出てくるようになる。その関連か零の破壊を目論む一派もあるようで、こちらも気になる展開。
技術マニアックな日常と神姫による戦闘アクションと零をめぐるサスペンス的要素など読みごたえのある構成がツボ。
原作:コナミデジタルエンタテインメント / 作画:井原裕士
電撃コミックス全2巻 / アスキーメディアワークス
ジャンル:少年・SF・バトル・学園 / 好み度:★★★★☆