戦場のヴァルキュリア 

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セガのSRPGのアニメ化作品。
鉱物の採掘を巡って2つの大国が戦争を行っていた。主人公の少女は戦争を終わらせるため義勇軍に参加する。伝説とかそれにともなう不思議な力とかも存在する中世RPGぽい世界観。でも人の暮らしとか白兵と戦車が主体の戦争形態、政治や情勢の描写・軍事形態は現実にありそうな設定です。
戦争ものらしかぬとっかかりで物語の世界に入りにくかったものの、回を追うごとに情勢がわかるようになり人物描写にも深みを感じられるようになりました。
人間ドラマ、戦略ゲーム、政治的バランス、ファンタジー・英雄要素といろいろ詰め込んでいる構成。戦争下におけるヒューマンドラマとしては秀逸だとは思いますが、どうも全体的に違和感があるんですよねえ。戦争の規模と主人公の周囲を含めた現場の雰囲気がちぐはぐだからなのか・・。ドラマ要素の肝の表現は王道なので万人向けを目指すとこうなっちゃうのかな。
両国側のメインキャラの信念や行動は筋が通っているし、両国側ともに腹黒かったり小物な人物がいる、味方陣営に敵がいるという戦争モノらしいキャラ配置。正義と悪の戦いじゃなく人間同士の戦い。みそっかすな主人公の部隊が上司の奇策。戦略・戦術で戦うとか、敵側のメインキャラの設定とか銀英伝が好きな人ははまるかも。
両国にある伝説の設定とか敵側の女性のアクションはけっこう好きでした(ピンポイントすぎる)

2009年BS・CSチャンネル他多数放映 / 全26話 / 堪能度:★★★☆☆