少女漫画家の著者がガンオタ夫と子供たちとの家庭内日常を描いたガンダムファミリーエッセイ。
旦那さんは筋金入りのガンダムオタク、というかゴッグオタク。ガンプラ集めたり熱いガンダムトークをしたりと全方向生粋の絵に描いたようなマニアっぷり。そんな旦那さんや、着実に英才教育されている息子さんや娘さんのエピソードを綴った内容。
世代的にファースト至上主義の旦那さんなどでネタもファースト関連がほとんどかな。男性らしくキャラより機体のほうに傾倒している模様。
著者も旦那さんほどでないにしろアニメは見ているしガンダムシリーズは好き、なんだけど旦那さんの突き抜けた行動には激しい突込みをとしてしまうパターンが多目。オとはいえタク気質以外では優等生の旦那さんのようでなにより。
タイトルからしてガンダムネタ(+α)ばかりですがガンダムを知らなくてもオタク夫とのエピソードとして読めるかな。まあ知っていたほうがより楽しめるのは確かですが。
個人的にはファースト世代なものの当時はなんとなく見ていただけで作中のネタはわからないことが多かった・・。ゴッグてこのタイトルで初めて知ったという。なんかすいません。ウィングやシードの話もちょろっと出ています。著者の種が割れたシーンはなんかツボった。
筒井旭
角川コミックスエース全1巻 / 角川書店
ジャンル:エッセイ・青年 / 好み度:★★★☆☆