花もまた、きみのため。 (フレックスコミックス フレア) / 2巻 / 3巻
もとむら えり
秀吉の妻となる茶々と南光坊天海との禁断の愛を描いた物語。絵面的には美男美女の悲恋ものなんだけど歴史に照らし合わせると双方四十路のはず。著者の歴史ロマンスは歴史概念をとっぱらったキャラ設定が特徴だけどもやはりこのアレンジっぷりはいい意味で驚かされる。ゆえに1年後に命を落とす史実の通りに展開するのか実は・・というラストにするのかが気になるところ。複数巻。
もとむら えり
秀吉の妻となる茶々と南光坊天海との禁断の愛を描いた物語。絵面的には美男美女の悲恋ものなんだけど歴史に照らし合わせると双方四十路のはず。著者の歴史ロマンスは歴史概念をとっぱらったキャラ設定が特徴だけどもやはりこのアレンジっぷりはいい意味で驚かされる。ゆえに1年後に命を落とす史実の通りに展開するのか実は・・というラストにするのかが気になるところ。複数巻。
アリス微熱38℃ (少コミフラワーコミックス)
心 あゆみ
主人公は、あるバスケ少年に憧れ高校入学とともにマネージャーを希望するも部の内情はひどいもので失望し、新しいバスケ部を設立しようとする、という話。主人公1人でなく当初彼女が勘違いから立ち寄ったドキドキクラブと称する部のメンバーが後押しするという形。主人公は一瞥するだけで対象のバスケスキルを当てる設定など、いろいろ仕掛けはあるものの青春ものというよりやはりドキドキ微エロ含みの鉄板ラブ展開がメインのようで読み手は限定される印象。複数巻。
心 あゆみ
主人公は、あるバスケ少年に憧れ高校入学とともにマネージャーを希望するも部の内情はひどいもので失望し、新しいバスケ部を設立しようとする、という話。主人公1人でなく当初彼女が勘違いから立ち寄ったドキドキクラブと称する部のメンバーが後押しするという形。主人公は一瞥するだけで対象のバスケスキルを当てる設定など、いろいろ仕掛けはあるものの青春ものというよりやはりドキドキ微エロ含みの鉄板ラブ展開がメインのようで読み手は限定される印象。複数巻。
trip (講談社コミックスフレンド B)
桜井 まちこ
ごく普通の恋愛を思う女子高生は美容師の卵の青年と出会う。想い想われるごく普通の恋愛をするだろうと漠然と感じていた主人公は、立ち寄った美容室で担当した美容師の男子からケータイに彼の番号を登録される、というはじまり。ゆるやかだが拒否しきれないアプローチ、つかみどころのない態度、一線を越えてもなお他の女性の影が出てくるという恋愛初心者の主人公には考えられない男子の言動。拒絶しつつも惹かれるのが止まらない。双方ともにやじろべえ的なところがツボなのかも。文学的な雰囲気、情感描写と情景描写が卓越したタイトル。印象的という一言に尽きる内容だった。
桜井 まちこ
ごく普通の恋愛を思う女子高生は美容師の卵の青年と出会う。想い想われるごく普通の恋愛をするだろうと漠然と感じていた主人公は、立ち寄った美容室で担当した美容師の男子からケータイに彼の番号を登録される、というはじまり。ゆるやかだが拒否しきれないアプローチ、つかみどころのない態度、一線を越えてもなお他の女性の影が出てくるという恋愛初心者の主人公には考えられない男子の言動。拒絶しつつも惹かれるのが止まらない。双方ともにやじろべえ的なところがツボなのかも。文学的な雰囲気、情感描写と情景描写が卓越したタイトル。印象的という一言に尽きる内容だった。
年下とキスマーク (マーガレットコミックス)
桜乃 みか
年下とキスマーク・恋する課外授業・キミからもらった、甘い音収録。表題作は主人公の女子と教師とひょんなことから主人公と同居することになった男子の三角関係もの。教師と主人公はキスマークの触れ合いはあるものの付き合ってはいないということになっている、男子と主人公は親が友達同士という関係から親不在のマンションで同居している、という双方ともに微妙な関係。この関係からの展開が興味深かった。主人公の縁結び屋の設定はこのページ数では活かしきれていない気もする。ほか作品にも感じたが、設定や途中のやりとりなどは秀逸と感じたものの最後の締めが中途半端な印象も。
桜乃 みか
年下とキスマーク・恋する課外授業・キミからもらった、甘い音収録。表題作は主人公の女子と教師とひょんなことから主人公と同居することになった男子の三角関係もの。教師と主人公はキスマークの触れ合いはあるものの付き合ってはいないということになっている、男子と主人公は親が友達同士という関係から親不在のマンションで同居している、という双方ともに微妙な関係。この関係からの展開が興味深かった。主人公の縁結び屋の設定はこのページ数では活かしきれていない気もする。ほか作品にも感じたが、設定や途中のやりとりなどは秀逸と感じたものの最後の締めが中途半端な印象も。
新婚(仮)中 (少コミフラワーコミックス)
星森 ゆきも
表題作ほか執事な恋人・こっち向いてダーリン収録。父親が親友同士という縁から父親が海外赴任の間の居候先が同級生の男子の家になった主人公。そして意味不明なことに仮の旦那と嫁というコンセプトが。しかも相手は、同居が決まる少し前に小学生のような体型を笑われ毛嫌いしている男子で、というイチャイチャとケンカの繰り返しのラブコメ。主人公が小動物のようにテンパリ動くのが可愛いような。デフォルメキャラの絵はどこか懐かしさを感じる。どこかで見たのかな。他作品も主人公の喜怒哀楽の幅が大きいのが印象的だった。
星森 ゆきも
表題作ほか執事な恋人・こっち向いてダーリン収録。父親が親友同士という縁から父親が海外赴任の間の居候先が同級生の男子の家になった主人公。そして意味不明なことに仮の旦那と嫁というコンセプトが。しかも相手は、同居が決まる少し前に小学生のような体型を笑われ毛嫌いしている男子で、というイチャイチャとケンカの繰り返しのラブコメ。主人公が小動物のようにテンパリ動くのが可愛いような。デフォルメキャラの絵はどこか懐かしさを感じる。どこかで見たのかな。他作品も主人公の喜怒哀楽の幅が大きいのが印象的だった。