
"文学少女"と飢え渇く幽霊(ガンガンコミックスJOKER)
野村 美月
ライトノベル文学少女シリーズ続編コミカライズ。文を書いた紙を嗜好品とする女子と人気作家の男子の文芸部の面々を主人公とした学園ミステリ。文芸部のポストに怪文と謎の数字を書いた紙片を入れる自称幽霊の少女を巡る話。病み系演出が多いというか痛みを伴う青春ミステリというか。この話では文学少女の身内らしき人物も登場。複数巻。★★★★☆
野村 美月
ライトノベル文学少女シリーズ続編コミカライズ。文を書いた紙を嗜好品とする女子と人気作家の男子の文芸部の面々を主人公とした学園ミステリ。文芸部のポストに怪文と謎の数字を書いた紙片を入れる自称幽霊の少女を巡る話。病み系演出が多いというか痛みを伴う青春ミステリというか。この話では文学少女の身内らしき人物も登場。複数巻。★★★★☆
らくせん ―わが日本に王子系 (電撃コミックス) / 2巻
蕗野 冬 芝村 裕吏
大陸で武仙の修業を終え世界征服も難なくできるようなイケメン青年が恋をしてみたいと日本にやってきて、後ろ向きな志向?の女子に一目惚れをして、あるトラブルを退けたことから女子の家に居候することになるというはじまりの話。現代日本を舞台に中華系ファンタジー活劇とラブコメを足したような話。公道を馬で移動とか突拍子もない絵面があったりするが武仙の純粋な気質というか人徳というかでその場違いな行動が帳消しになっているかんじ。ヒロインのキャラ設定とか正直微妙というか違和感を覚える部分もあるにはあるが総じて読後感は良し。複数巻。
蕗野 冬 芝村 裕吏
大陸で武仙の修業を終え世界征服も難なくできるようなイケメン青年が恋をしてみたいと日本にやってきて、後ろ向きな志向?の女子に一目惚れをして、あるトラブルを退けたことから女子の家に居候することになるというはじまりの話。現代日本を舞台に中華系ファンタジー活劇とラブコメを足したような話。公道を馬で移動とか突拍子もない絵面があったりするが武仙の純粋な気質というか人徳というかでその場違いな行動が帳消しになっているかんじ。ヒロインのキャラ設定とか正直微妙というか違和感を覚える部分もあるにはあるが総じて読後感は良し。複数巻。

さよならピアノソナタ (電撃コミックス)
杉井光
ラノベ原作。未読。音楽評論家の息子と天才ピアニストの少女。ジャンクヤードでの出会いから少女が少年の学校に転入してくる。そして少女は少年の居場所たる空き教室を奪うが。音楽を通した学園ものなんだけど本題以外に学校という枠に見られる生々しさとか交流における不協和音とか、辛めな青春もの。淀んだ状況に絡めとられそうになりつつも現状を打破しようとするあがきみたいなものが伝わる。線は荒いが場面場面のメリハリがきちんとされていて作品の主題とマッチしている印象。 複数巻
杉井光
ラノベ原作。未読。音楽評論家の息子と天才ピアニストの少女。ジャンクヤードでの出会いから少女が少年の学校に転入してくる。そして少女は少年の居場所たる空き教室を奪うが。音楽を通した学園ものなんだけど本題以外に学校という枠に見られる生々しさとか交流における不協和音とか、辛めな青春もの。淀んだ状況に絡めとられそうになりつつも現状を打破しようとするあがきみたいなものが伝わる。線は荒いが場面場面のメリハリがきちんとされていて作品の主題とマッチしている印象。 複数巻

EN・DRESS (あさひコミックス・ファンタジー)
橋本 尭昌
既作品と似たような話だなあという感想しか浮かばず(汗)仮想西欧を舞台に、特殊能力を出すドレスの作り手とそのドレスを纏う女性たちの戦いのお話のよう。ググってみると著者がドレスと戦闘という主題にこだわりがあるようです。なるほど。うーん自分の描きたいものを力一杯描いているというかんじ。女性のドレス姿はさすがに見栄えがあるけど、キャラ造形がいまひとつ。服を着ているお人形そのものみたいというか・・。絵は上手いと思うけど好みではなく可も無く不可も無く。
橋本 尭昌
既作品と似たような話だなあという感想しか浮かばず(汗)仮想西欧を舞台に、特殊能力を出すドレスの作り手とそのドレスを纏う女性たちの戦いのお話のよう。ググってみると著者がドレスと戦闘という主題にこだわりがあるようです。なるほど。うーん自分の描きたいものを力一杯描いているというかんじ。女性のドレス姿はさすがに見栄えがあるけど、キャラ造形がいまひとつ。服を着ているお人形そのものみたいというか・・。絵は上手いと思うけど好みではなく可も無く不可も無く。