テクノクラノイズ (角川コミックス・エース 352-1)
クゥ・テンウン
主人公が日常の憂さ晴らしにハマったゲームが現実に具現化する話。主人公が固執していた女海賊ゲームキャラも具現化、女海賊は片思い設定のNPCと勘違いしているのか主人公にラブアタック。厭世感が強いゲームのため怪物キャラが町を破壊し、主人公はゲームと同じくそれを止める展開かな。絵はかなり美麗。アクション構図も上手い。主人公の行動の原動力とか性格とか事件のからくりとか、愛を注がれる二次キャラ側の視点が多いところとか、構成や話運びや作風は同系統の話と比べて目新しさがある。正直何度か読まないと展開が分かりづらかったのだがそれなりに奥の深さを感じた。１巻完結の話としては上手くまとまっていると思う。
クゥ・テンウン
主人公が日常の憂さ晴らしにハマったゲームが現実に具現化する話。主人公が固執していた女海賊ゲームキャラも具現化、女海賊は片思い設定のNPCと勘違いしているのか主人公にラブアタック。厭世感が強いゲームのため怪物キャラが町を破壊し、主人公はゲームと同じくそれを止める展開かな。絵はかなり美麗。アクション構図も上手い。主人公の行動の原動力とか性格とか事件のからくりとか、愛を注がれる二次キャラ側の視点が多いところとか、構成や話運びや作風は同系統の話と比べて目新しさがある。正直何度か読まないと展開が分かりづらかったのだがそれなりに奥の深さを感じた。１巻完結の話としては上手くまとまっていると思う。
サマーQ-天野センパイの"忘れられない"夏休み- (月刊マガジンコミックス)
千尋
ある夏の高校生クイズを巡る青春もの。１・２等が取れないジンクスを持つ少年は、ひょんなことから校内で超のつくほどの記憶力を持つという有名な女子と出会う。女子は、記憶力は高いが超のつくほど運が悪いゆえ躊躇していた高校生クイズに出場しようと主人公を誘う。１・２等が取れない不運は３等は取れる幸運と同義ということか。女子と、女子の従兄弟であり主人公の友人と、主人公で、知力・体力・時の運を担当してクイズに挑もうという流れ。このフレーズ懐かしいなあ。達者な作画にクイズや運に関するロジック的展開やひと夏の青春的演出など、作りこまれているなと感じるタイトル。
千尋
ある夏の高校生クイズを巡る青春もの。１・２等が取れないジンクスを持つ少年は、ひょんなことから校内で超のつくほどの記憶力を持つという有名な女子と出会う。女子は、記憶力は高いが超のつくほど運が悪いゆえ躊躇していた高校生クイズに出場しようと主人公を誘う。１・２等が取れない不運は３等は取れる幸運と同義ということか。女子と、女子の従兄弟であり主人公の友人と、主人公で、知力・体力・時の運を担当してクイズに挑もうという流れ。このフレーズ懐かしいなあ。達者な作画にクイズや運に関するロジック的展開やひと夏の青春的演出など、作りこまれているなと感じるタイトル。
少年探偵狩野俊介降霊会事件 (少年チャンピオン・コミックス)
太田 忠司
同名推理小説シリーズの中の２作のコミカライズ。いわゆる少年探偵を主人公にした本格タイプの推理ミステリ。１０年前の事件性がないとされた事件に挑むエピソードがメイン。主人公の少年探偵と相棒のミステリアスな猫、そして少年を慕う少女の組み合わせ、主人公の「名探偵」のスペックは有名で本職刑事など大人の理解者もいるという設定。主人公が依頼により事件を解くという本筋のほか、事件を解決することによる弊害や事件に関わる人間描写も突っ込んで描いている。エンタメ性とリアリティをいい具合に混ぜた構成。原作がしっかりしているから面白いんだろうけど、臨場感のある作画も良い。
太田 忠司
同名推理小説シリーズの中の２作のコミカライズ。いわゆる少年探偵を主人公にした本格タイプの推理ミステリ。１０年前の事件性がないとされた事件に挑むエピソードがメイン。主人公の少年探偵と相棒のミステリアスな猫、そして少年を慕う少女の組み合わせ、主人公の「名探偵」のスペックは有名で本職刑事など大人の理解者もいるという設定。主人公が依頼により事件を解くという本筋のほか、事件を解決することによる弊害や事件に関わる人間描写も突っ込んで描いている。エンタメ性とリアリティをいい具合に混ぜた構成。原作がしっかりしているから面白いんだろうけど、臨場感のある作画も良い。