
謎解きはディナーのあとで (フラワーコミックス)
川瀬あや / 原作:東川篤哉
本屋大賞をとった推理小説のコミカライズ。刑事を職業としている金持ちのお嬢様と慇懃無礼で有能な執事。お嬢様が担当する事件の真相を執事がこともなげに解明するという構成。ソツのない絵柄と読みやすい構成、個人的には登場人物のイメージも原作に近いなと感じた。甘いんだか辛いんだかわからないお嬢様と執事の掛け合いが見どころ。気軽に読めるミステリになるのか。余談だがお嬢様のドレス姿はいけてない気がする・・。以下続刊。
川瀬あや / 原作:東川篤哉
本屋大賞をとった推理小説のコミカライズ。刑事を職業としている金持ちのお嬢様と慇懃無礼で有能な執事。お嬢様が担当する事件の真相を執事がこともなげに解明するという構成。ソツのない絵柄と読みやすい構成、個人的には登場人物のイメージも原作に近いなと感じた。甘いんだか辛いんだかわからないお嬢様と執事の掛け合いが見どころ。気軽に読めるミステリになるのか。余談だがお嬢様のドレス姿はいけてない気がする・・。以下続刊。

マコとアキちゃんの恋心 (マーガレットコミックス)
目黒 あむ
マコとアキちゃんの恋心・モノクロドールの思うとこ・だけど、やっぱりかわいい人・きみと初恋・真っ赤なりんごに口づけを収録。表題作は、本気の恋愛が面倒だと言う男子に惚女子のお話。ひねていない、ものおじない気質で、天然のようで好きな相手の本質を捉える女子。クールな遊び人に見せかけて実は情が深いというか筋は通すタイプの男子。主人公のライバル?な女子も本質は良い子なんだよね。表題作も他作品も、可愛くて、まっすぐで良いなと感じるキャラばかり。読んでいて心があったかくなるようなほんわかとした気持ちになる話はやっぱり良い。おすすめ。
目黒 あむ
マコとアキちゃんの恋心・モノクロドールの思うとこ・だけど、やっぱりかわいい人・きみと初恋・真っ赤なりんごに口づけを収録。表題作は、本気の恋愛が面倒だと言う男子に惚女子のお話。ひねていない、ものおじない気質で、天然のようで好きな相手の本質を捉える女子。クールな遊び人に見せかけて実は情が深いというか筋は通すタイプの男子。主人公のライバル?な女子も本質は良い子なんだよね。表題作も他作品も、可愛くて、まっすぐで良いなと感じるキャラばかり。読んでいて心があったかくなるようなほんわかとした気持ちになる話はやっぱり良い。おすすめ。

メガネアパート (花とゆめCOMICS)
槻宮杏
メガネアパート・おとこまえっ!・だから好きとか嫌いとか・お嬢様カルテ収録。表題作は祖父に頼まれ管理人をすることになった主人公の女子高生の話。同世代・同学校の住人たる男子4人は全員メガネ着用・・なのはともかくメガネに絡む特殊体質を持つやっかいなキャラでした、という設定。主人公もメガネ女子なんですが最後のオチの伏線だったとは。表題作はごちゃっとした印象が強かったが以降の同時収録作品は整理されて読みやすくなっている。漫画的突き抜けたキャラ設定といい、なんとなく花ゆめ系というよりあすか系なイメージが強かった。
槻宮杏
メガネアパート・おとこまえっ!・だから好きとか嫌いとか・お嬢様カルテ収録。表題作は祖父に頼まれ管理人をすることになった主人公の女子高生の話。同世代・同学校の住人たる男子4人は全員メガネ着用・・なのはともかくメガネに絡む特殊体質を持つやっかいなキャラでした、という設定。主人公もメガネ女子なんですが最後のオチの伏線だったとは。表題作はごちゃっとした印象が強かったが以降の同時収録作品は整理されて読みやすくなっている。漫画的突き抜けたキャラ設定といい、なんとなく花ゆめ系というよりあすか系なイメージが強かった。

オバメン (りぼんマスコットコミックス クッキー)
亜南 くじら
イケメン男子の尾場の中身はおばちゃん、つまり手錬れの主婦並なスペックを持っているというギャップと、その主婦スペックの披露を主とした内容。物語としてはごく普通の勝気系女子を主人公に据え、男子に興味を持つ彼女の視点から話は進むのだが、やっぱり件の男子のカリスマっぷりがメインとしか。もちろん主人公と男子との恋愛要素もあるにはあるが正直少な目。終わり近くはほとんど無茶ぶりだが、勢いはありコメディとしては面白い。
亜南 くじら
イケメン男子の尾場の中身はおばちゃん、つまり手錬れの主婦並なスペックを持っているというギャップと、その主婦スペックの披露を主とした内容。物語としてはごく普通の勝気系女子を主人公に据え、男子に興味を持つ彼女の視点から話は進むのだが、やっぱり件の男子のカリスマっぷりがメインとしか。もちろん主人公と男子との恋愛要素もあるにはあるが正直少な目。終わり近くはほとんど無茶ぶりだが、勢いはありコメディとしては面白い。

先生、スキ。 (講談社コミックス別冊フレンド)
相川 ヒロ
先生と生徒の恋愛をテーマにした4編の短編集。鬼と呼ばれる教師が赤点を取った主人公の補習担当になりという話、顔も気質も可愛い系で女子生徒に迫られっぱなしの男子教諭と地味女子の話、養護教諭の男性と女子生徒の話、女性教諭と男子生徒の話。あるきっかけから2人の距離が縮まりという展開。線が綺麗で安定した作画なので表現の幅が大きく、絡みの絵面やキャラの表情が巧みで魅力的。両想いに至る過程での心情描写が萌える。ファンタジー系でも似合いそうな絵柄だなあ。
相川 ヒロ
先生と生徒の恋愛をテーマにした4編の短編集。鬼と呼ばれる教師が赤点を取った主人公の補習担当になりという話、顔も気質も可愛い系で女子生徒に迫られっぱなしの男子教諭と地味女子の話、養護教諭の男性と女子生徒の話、女性教諭と男子生徒の話。あるきっかけから2人の距離が縮まりという展開。線が綺麗で安定した作画なので表現の幅が大きく、絡みの絵面やキャラの表情が巧みで魅力的。両想いに至る過程での心情描写が萌える。ファンタジー系でも似合いそうな絵柄だなあ。

ダブルベイビー (フラワーコミックス)
藤生 ナミ
表題作他風船ピエロ・ケモノミチのススメ収録。表題作は、ひょんなことから同級の男子と、彼の甥っ子の面倒をすることになった女子の話。きれいな顔だがそっけない態度の男子。主人公は彼の甥っ子である小さい男の子を助け、声が似ているということで男の子が主人公をママと言ったことから、男子が甥っ子を預かっている間男子の家に通うことになる。擬似育児というか擬似家族的なことをするうちに距離は縮まり、という子はかすがい的な展開。ほのぼのかつ少女漫画らしいすれ違いとかやりとりが見所。他作品もじれったい心情描写があるかと思うと思い切った行動に出たりとメリハリのある構成。
藤生 ナミ
表題作他風船ピエロ・ケモノミチのススメ収録。表題作は、ひょんなことから同級の男子と、彼の甥っ子の面倒をすることになった女子の話。きれいな顔だがそっけない態度の男子。主人公は彼の甥っ子である小さい男の子を助け、声が似ているということで男の子が主人公をママと言ったことから、男子が甥っ子を預かっている間男子の家に通うことになる。擬似育児というか擬似家族的なことをするうちに距離は縮まり、という子はかすがい的な展開。ほのぼのかつ少女漫画らしいすれ違いとかやりとりが見所。他作品もじれったい心情描写があるかと思うと思い切った行動に出たりとメリハリのある構成。