ワケありの流浪の少年が、天才料理人たる亡き父の知人を訪ね歩く旅の中、寄った先で料理を作る中で進んでいく話。
主人公は親殺しの嫌疑がかけられており、父親の死の謎と主人公の処遇を含めたサスペンスとB級・家庭料理傾向の強い料理要素が合わさったかんじ。読み応えのある構成だし面白いと感じるものの、読む側の意識がグルメよりもサスペンス寄りになる傾向が強くならないかなとは思う。
作画:山仲剛太/原作:魚柄仁之助
少年サンデーコミックス全4巻 / 小学館
ジャンル:少年・サスペンス / 好み度:★★★☆☆