後白河法皇を襲う妖怪たちを滅する陰陽頭の孫娘・たつめと源義経を中心に描かれる時代伝奇絵巻。
時は平安時代末期の源平合戦のころ。後白河法皇の御座所には次々と妖怪が来襲していた。それに対峙するは陰陽頭の孫娘・たつめ。彼女は体から神龍を呼び出し襲い来る妖怪を滅していた。そしてたつめは、後白河法皇から平氏追討の宣旨を受けにきたときに騒動に巻き込まれた源義経と出会う。
基本的に妖怪退治を中心としたオカルトアクション。史実に忠実にいくなら義経の未来は激動のものだろうし、この要素を踏まえつつ、たつめの謎と絡めつつ、たつめと義経のロマンスも展開されるんだろうな。なんとはなしに大河並にドラマチックな話になりそうな。
はしもと榊
あさひコミックス1巻 / 朝日新聞社
ジャンル:少女・オカルトファンタジーロマン / 好み度:★★★☆☆