妖精の国の唯一の王女でサキュバスの10歳の少女アスタロッテと、妖精の国に召喚され月60万で執事として雇われた超童顔成人男性を中心としたファンタジーコメディ。
主人公のサキュバスの王女は生きる糧である男の精を得るためのハーレムをつくるよう母親に言われるが、本人は男が苦手のため、今は行き来できない人間界の男ならいいと無茶を言う。が、その思惑は外れ、童顔だが成人の人間の男が召喚され執事として雇われることに。
王女の設定とか執事男性の周辺の事情からエロ展開はあるものの主人公がただ幼いということもあり、生々しい設定のわりに話自体はさほど生々しくなくお気楽テンションかつほのぼのとした演出が多いように感じました。まあアニメ化によりソフトになっているのかもしれませんが。
絵柄もどちらかというと万人向けというかかわいらしいメルヘンな絵柄だったなという印象。個人的には好みに近い絵柄で堪能できました。
基本的に王女がそれまで足りなかった愛情を得ていく話ってのがツボでしたし、執事男性とその娘と王女の母親の過去の縁の設定が面白かったです。
放映後番外編日常系な内容のOVA「アスタロッテのおもちゃ!EX」も制作されました。
2011年UHF局ほか放映全12話・OVA3話
堪能度:★★★☆☆