啓太の前に現れた青年ルアルクは時間を収集するclockと呼ばれる存在で、ランダムに選出されたパートナーとともに課題をクリアする資格試験のために現れたという。次元・時間を舞台にしたバディファンタジー。
ルアルクの選出されたパートナーが啓太なのですがはじめはだましうちのようにclock試験に関わらせ、後に認識、共に行動することに。
clockの試験内容は、悩みを持つ人間の過去にさかのぼってその悩みの原因に関わる時間を本人同意のもとに奪うというもの。悩みを持つ人間のドラマをclockが狂言回しのように展開、主人公チーム以外にもclockを登場させ、チーム対決の描写という構成。
特異な設定が目白押しなのとオープニングの展開がめまぐるしいため、はじめは物語に入り込みにくいと思いますが存外整理された構成なのですぐに慣れると思います。
このタイトルの目玉はやっぱclockの設定かなあ。ファンタジーは数あれど個性が光るというか面白いと感じました。主人公チームのキャラ設定は特定の女子にはうけるかも?
芹川豆
ゼロサムコミックス全2巻 / 一迅社
ジャンル:ファンタジー・アクション / 好み度:★★☆☆☆