女子大生・花子と18歳の天才科学者リチャード教授が繰り広げる痛快アクション。
理学博士だった父が交通事故で死亡した女子大生花子は、理学博士だった父を交通事故で亡くす。そんな中、彼女の家に不法侵入してきた謎の青年は、父親の友人だという、という展開で始まります。
最初のエピソードでは、リチャード教授に託したという主人公の父親の研究と、リチャード教授の正体をからめたサスペンス仕立てのアクション。以後はリチャード教授と主人公の花子が世界をまたにかけ活躍するというアクションコメディになっていきます。
F1やらラスベガスやら当時のブームとなる舞台で繰り広げがれるエンターテイメントに徹したストーリー構成。愉快痛快とはこのことかという感じの内容でした。教授の破天荒な行動と快活な主人公のキャラがいい感じに組み合わさっていますし、ストーリーにおけるミステリ要素もしっかりしていて素で楽しく読めるタイトル。
1つのエピソードが短く、事件ものな内容なので途中で飽きず楽しめるところも個人的に良かったかな。
アクションとかが目立つ話ではありますが、恋愛系の話ももちろん含まれていますよ(笑)
富樫じゅん
プリンセスコミックス全6巻 / 秋田書店
ジャンル:少女・活劇 / 好み度:★★★☆☆