お庭番望月蒼司朗参る! 始まりの庭と帝都のちびっ子四神をAmazonで見る
B's‐LOG文庫 流星 香
タイトルと副タイトルが長いよ!そして文章にやたらハートや☆が入ってるよ!
これがいまどきのライトノベルなのか・・とジェネレーションギャップを感じた1冊。単にレーベルのカラーもしくは作者のカラーなのかもしれませんが。
ジャンルとしては東洋風ファンタジー設定の学園アクションものかな。
なんちゃって江戸幕府の政治形態をとった現代世界。首都である帝都では人に仇なす蟲と聖獣四神の戦士との戦いが夜に繰り広げられていた。しかし要である四神すべてに認められた戦士が不在のままだった。そんな中、帝都の城の庭師としてやってきた主人公。
四神とは中国の霊獣白虎とか朱雀とかのあれですね。主人公の知らずの行動が原因で四神がちみっちゃくなり主人公にやたらなついている、その状況に上の人たちがとった処置とは・・って展開。
しかし小説のあらすじってけっこう難しいね。いろいろエピソードがつまってるからどれを重点に書いてよいやら。
最初に書いたとおり文体の若さにちょっと引き気味でしたが物語自体はストレスなくさくさく読めます。キャラクターが多いけどきちんと説明されてるから混乱もないし、アクション描写も味がありました。
そしてラスト近く、望月蒼司朗でブルームーンって通り名のセンスに突っ伏するわたくし。