主人公は童サイズのお天気の神様の少女つくし。狐のお面に化身した稲荷神のイナリとともに各地を巡り、先々で起こった出来事を描いた4コマ漫画。
八百神が顕現してて人間とも素で交流できるファンタジー世界観。主人公のつくしは天気神。泣くと大雨、起こると雷、笑うと晴天と感情の起伏によって周囲の天気が変化するという設定で、一所におらずいろんな土地を巡っている模様。
主人公には同行者として稲荷の神がおり、道中は掛け合い漫才のようなやりとりが展開される。ちなみに狐のお面に化身し主人公の頭に収まっているという絵面。
主人公は先々では地元民に雨乞いのため泣かせられたり魔法少女な巫女に絡まれたり幽霊とあったり野放図なこどもの世話をしたりと、なかなかに難儀な目にあっているがなんかほっこりするんだよなあ。
絵がとにかく可愛くて表情が豊かで好み。出オチっぽい話かなと思ったが後々出てくる設定とかエピソードになかなか幅があって面白かった。
るい・たまち
角川コミックスエース・エクストラ全2巻 / 角川書店
ジャンル:4コマ・ファンタジー / 好み度:★★★★☆