眠らない錬金術師の青年と白い修道女が、今いる世界の先にあるマグダラを目指す話らしい。同名ラノベコミカライズ。狼と香辛料の作者。
中世的ファンタジー世界観、教会と騎士団と商会という3つの勢力の力関係がけっこうリアル。青年と修道女の微妙な立ち位置とか目的とかいろいろと興味深いつくり。絵も画面構成もわりと読みやすい。
1巻は序盤も序盤のようで展開が単調で少々退屈する。2巻以降に本格的に話が動くのかな。まあ原作者の作品は地に足のついた話だし。個人的にはまとめて読むのが吉の作品。
原作:支倉凍砂 /漫画:有坂あこ
角川コミックスエース全4巻 / 角川書店
ジャンル:少年・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆