家計簿ブログで書籍も出されたOL兼イラストレーターの著者の婚活本。
見合い相手は、どえらいクセ者ばかりなりという副題がついた、婚活で出会った男性陣の話や結婚や婚活など自身が思うところなどを綴ったエッセイ。地方住みだからか、ご両親経由で話を受ける、話が来たらとりあえず会うという、昔は多かったいわゆるお見合い形式がメイン。あと幕間的におみパのエピソードもあります。
今の世相なのかこちらも受け身男性が多く、いろんな意味で個性的な方々ばかり。そんな男性観察と感想とか男性に求めるものとかお見合いを通じて人の振り見てわが振り・・を見なおしてみる話とかで構成されています。
個人的には一番目の男性はオタク的にもうちょっと詳しく知りたい。創作活動を続けているのはすごいと思いますが自己顕示欲が強いタイプのような。ちらっと出た男性のサイトの仕様が痛いというか１０年前から変化していないというか・・。
著者の好みは自分とは方向性が違うので共感はいまひとつでしたが、服装に関しての語りを読んで、振りかえってみると相手の服装とひととなりはけっこうリンクしていたなと思いました。
ハイシマカオリ / 宝島社
ジャンル：エッセイ / 好み度：★★★★☆