テンプリズム  曽田正人 


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謎の技術を入手し機械兵団による勢力拡大を図る強国。その国に滅ぼされた国の王子は、強国の脅威に対抗しうる能力と運命を持っており覚醒とともに打倒の旅に出るという王道展開。
主人公の覚醒には信頼していた家臣の裏切り、なのだがその家臣の物語における立ち位置がと主人公側のキャラの役割が面白い。敵側の姫の役割も興味深いかも。あと身一つで敵の打倒を目指す始まりにちょっと気が遠くなりそうだったが話の進み具合が早く読みやすかった。
熱い王道ファンタジー・・裏を返せば懐古な印象もなきにしもあらず。個人的にはストライクなんだが。

曽田正人 / 原案:瑞木奏加
ビッグコミックス全12巻 / 小学館
ジャンル:青年・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆