賃貸マンションから都内に数奇屋造りの一戸建てを建てることになった著者のエッセイ漫画。
賃貸マンション暮らしだった著者は、同じ階でも家賃の差があることを知ったことをきっかけに、最近知りあった建築家に和風の家の建築案を持ちかけるというはじまり。
家を建てるエッセイはいくつか読みましたがこれほどストレスがたまる展開ははじめて。自由に動かせる資金が少ないため資金繰りの話からはじまるという。いや実際はこういうものなのかな。いや家を建てる以外の著者のプライベートのほうが驚くことが多かったような気も。
資金面や諸々の話で1巻目でやっと土地をという段階。じっくり描かれるあたりは著者のカラーか。読んでいて大丈夫かいな、と思うことしばしばなんですが、脚色なのかな。
銀行に薦められるままいろいろ買ちゃって・・というのは身内にいたなあ。セールスがうざくてとっとと契約しちゃうの。そしてまたカモにされ・・orz。貯蓄系だから損はしてないけどね。金を預けて損を食らわされた銀行にまた金を借りて儲けさせるみたいで抵抗があるようですが実際そうするしかないわなあ。
山下和美
数寄です!女漫画家東京都内に数寄屋を建てる 全3巻
続 数寄です! 女漫画家東京都内の数寄屋で暮らす 全2巻
愛蔵版コミックス / 集英社
ジャンル:エッセイ / 好み度:★★★☆☆