妻を亡くした司書の萩原の仕事場に年下の大学院生・艶夜がやってくるようになってから萩原の生活は一変する...。
高ビーな14才年下青年に翻弄されつつ惚れていく30代の優しい性格の男性のお話。オヤジ好きの作者の嗜好が具現化した作品だなあと(むちゃくちゃ言ってますね;)。ウケの人はオヤジ...といっても青年というにはちょっと年いってるかなというキャラクターなので絵づら的に受け付けないということはなかったのですが、 30男の乙女モードはなんとかならなかったのか...。主人公2人の会話はどうにもクサくて正視できないところもあったり。
艶夜とか他のキャラの設定や関係ががけっこうハードボイルドです。脇キャラが派手な人が多いですが主人公・萩原が地味なのでバランスはとれている感じ。
私の心のオアシスは艶夜の弟・睦月だったり。この兄弟の関係というか会話が妙に気になるのです。(あ、彼らはやおいな雰囲気は微塵もありませんので念のため)
みささぎ楓李
君と歩む日常/ビーボーイコミックス/リブレ出版
君が残した気持ち/君と彼と私/君を抱きしめる両腕
ビーボーイコミックス/ビブロス/各全1巻
同時収録作品(シリーズ外):アルゴリズムの扉/憧憬な気持ちに本気な想い/フリルの王子様/
ジャンル:ボーイズラブ / 好み度:★★★★☆