ディザインド 木葉功一

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一般報道陣が撮れない危険な場面での画を確実に得るフリーランスのカメラマンの青年の物語。
立てこもりの現場、政治の裏の真実、一般では規制されてしまう場面に突撃しセンセーショナルな映像を撮ることを生業とするフリーのカメラマンが主人公。
自分で画を撮って売り込む形式ではなく報道番組のプロデューサーが依頼して彼が望む画を撮るというパターン。
とはいえ報酬だけが目的ではなく、主人公自身の欺瞞に満ちた報道への反骨と真実を知りたいという望みからの仕事のよう。
1事件1エピソード完結形式おおむね痛快な〆めで読後感もまずまず。
主人公の仕事のエピソードのほかに1話の事件で主人公が出会った障害を持つ少年がたびたび登場しているので後々物語に深くかかわってくるのかな。
劇画系の絵柄ですが線がすっきりしているので比較的読みやすいですね。プロデューサーの黒目がやたら大きいのがキモ怖いですが(汗)メガネのレンズの加減?

木葉功一
シリウスコミックス全2巻 / 講談社
ジャンル:青年・アクションドラマ / 好み度:★★★☆☆