女子高生のめいなは、大好きな従兄弟の兄の家に居候することになり、幼少時の記憶よりもかっこよくなった彼に期待を膨らませるものの、彼は無類のフクロウ好きで戸惑うばかり。おまけに彼のフクロウに懐かれ一緒の部屋に住むことになる。従兄弟とは甘いムードになれないが懐くフクロウにも愛着も沸き学校では幼馴染の少年と女友達もできる。そんな中、兄が通う大学の教授の女性と出会うがこの教授がまたフクロウ好きの変人で。
主人公は従兄弟が好き、主人公の幼馴染の少年は主人公に片恋、従兄弟は教授にホの字(古語)、主人公は教授の出現により、従兄弟に明確な恋愛感情を意識するという構図。
フクロウが絡んだり主人公が従兄弟の家で住む経緯といい変わった設定で始まるものの、適度なテンションとわかりやすいキャラ相関、可愛いキャラたちによるほのぼのな日常話かなと思いきや、意外すぎる展開が次々と起こる内容でした。直球でないにしろけっこう個性的なノリのエロ要素もあり。
主人公の妹が来訪したあたりから衝撃の事実が発覚しはじめ、そういう展開ありなのかと思う間もなく主人公の言動にさらに驚かされここで1巻目の終わり?というかんじ。いろんな意味で続きが気になる展開に。
教授はフクロウ研究がらみで主人公の体液を摂取従っているメンから、フクロウがらみでまだ伏線がありそうです。ラブコメサイドではちょっとだけ変ゼミのノリを思い出す。文法はラノベっぽい印象も。
水あさと
バンチコミックス全2巻 / 新潮社
ジャンル:青年・ラブコメ / 好み度:★★★☆☆
絵柄からまんがタイム系かと思っていたんですがバンチだった。ならばこの展開も納得。