かつてメーカーの宣伝部で活躍したが今では閑職のシニアサラリーマンは行きつけの居酒屋で出会った女性がきっかけで俳句を始める。
広報宣伝という元々言葉を扱う仕事の主人公が俳句に傾倒するという構図は良い。俳句のノウハウを描くとともに俳句を作ることで周囲が見えてくるといったドラマも展開されていくのだろう。
この年代のおじさんらしい面倒くささのあるキャラも主人公が俳句を始めるきっかけもリアルを感じるなあ。俳句に興味があるなら読み応えはあると思う。
原作:有間しのぶ / 漫画:奥山直
ビッグコミックス全6巻 /小学館
ジャンル:青年・ドラマ / 好み度:★★★☆☆