1920年代末。30歳年上の男性と結婚する16歳の少女は
相手とともにオリエント急行に乗るところから物語ははじまる。
年の差が大きく父の借金返済の交換条件の結婚だが、
相手は主人公にとって憧れの相手なので問題はないのだが
周囲には奇異の目で見られていた。
そんな列車の中である事件が起き、話は進んで行く。
1巻の終わりでどんでん返しの展開があり驚く。
脇かと思った同乗したインドの青年がむしろ
主人公との関わりが深くなるキャラだったという。
1巻目はプロローグであり以降から本題に入る構成。
主人公の少女が外国で奮戦する展開のよう。
レーベル的にも1巻の構成を見ても続きが読みたくなる作品だった。
高尾滋
花とゆめコミックス全11巻 / 白泉社
ジャンル:少女・ドラマ / 好み度:★★★☆☆