オクターヴ 秋山はる 


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アイドルにはなったがユニットは泣かず跳ばず、解散後田舎に帰るが
居心地が悪く結局東京に戻ってきた女性。
元マネージャーの伝手で事務所で雑用仕事に就き、現状を気楽と思いつつも
親しい友人も彼氏もいない日常に寂しさを感じる。
そんな生活の中、コインランドリーで美人に声を掛けられる。
音楽関係の仕事をしていたが現在はコインランドリー屋だという
彼女に自分の境遇を重ね親近感を覚え、再会したときになりゆきで
彼女と一線を越えることになる。
孤独を常に感じてるしかつての相方はアイドルとして花咲いてるしで
かなり弱ってるとこに関係を持って、飄々とした感じの彼女にのめり込む展開かなあ。
なにも持っていないと感じる主人公が女性と出会ったことで生じる
心情の変化の描写が見所なのか。淡々とした閉塞感のある雰囲気は嫌いではないが
かなりメンタル削れる内容な気がする。そこが良い作品ではあるが。

秋山はる
アフタヌーンKC全6巻 / 講談社
ジャンル:青年・ヒューマンドラマ / 好み度:★★★☆☆