昭和初期。帝大生の青年は、友人とともに金髪の少女の先導のもと、奇妙な生き物を扱う鳥獣商にたどり着く。
オカルトというかファンタジーというか伝説とかに存在する奇妙で希少な生き物を扱う店と、店が取り扱う獣と飼い主の話かな。
その店に導いた金髪少女が店のとある生き物を飼ってみないかと誘われ主人公は即答することから店と関わることになるはじまり。
指定された飼育方法を逸脱すると多大なしっぺ返しを食らうというパターンはグレムリンとかショップオブザホラーハウスとかを彷彿とさせる。
時代設定に合わせた題材も設定も秀逸で面白いと思うが、若干マニア向けというか話運びが独特で読み手を選ぶタイプの話かも・・?と思わなくもない。
個人的には好きなんだけど。
吉川景都
ヤングキングコミックス / 少年画報社
ジャンル:青年・オカルト・ミステリ / 好み度:★★★★☆