やがて魔剱のアリスベル他ラノベコミカライズ3件 

やがて魔剱のアリスベル (電撃コミックスNEXT)
閏月戈 赤松中学 滝乃大祐 2014-10
本気を出したくない男子高校生は、鳳の欠片を巡るバトルロワイヤルに巻き込まれていく。人外とか魔法少女とか武器人間など異能を持つ女子たちが願いが何でも叶うというアイテムを巡って人知れず戦っており、主人公がそれに望まず関わっていく展開。元々主人公もあるアイテムにより好むと好まざるとに関わらずその戦いに全く無関係ではない設定なのだが。ラノベ原作で緋弾のアリアと同じ世界観の未来の話。アリアでも感じた昨今のラノベらしい独特の世界観には少々戸惑ったが絵は綺麗で読みやすく、思ったよりすんなり話には入れた。1巻ではアリアシリーズとの関連がわかりにくいが後々シンクロしていく模様。その方面では続きが読みたくもあり。複数巻。★★☆☆☆

激突のヘクセンナハト (電撃コミックスNEXT)をAmazonで検索する
川上 稔 さとやす(TENKY) 2015-10
黒の魔女と呼ばれる存在に蹂躙された世界。魔女は現在は月に封印されており、その討伐に行けるのは10年に一回だけ、しかも封印の中に入れる隙間は一人分しかない。なので地上で最強の一人が行くことになるわけで、異能を持つ少女たちがその一人を目指して戦うという構図。その魔女の姉である異世界からやってきた女性が主人公のよう。ややこしい設定かなと思ったがすんなり入れたし、大敵がいるのに同じ志を持つ少女たち同士が戦う謂われも説得力がある。いろいろ定番な設定や展開が続き目新しさは少ないが悪くない。作画者のカラーが濃いかも?絵は萌え絵にあるごちゃっとした画面出ない分読みやすく物語の概要を知るにはいいので原作小説の入り口として読むコミカライズかもしれない。複数巻。★★☆☆☆

女騎士さん、ジャスコ行こうよ  (MFコミックス アライブシリーズ)をAmazonで検索する
伊藤 ヒロ 霜月 えいと
原作者が執筆にあたり「ジャスコ」の名称は作品内で使えるのか聞いた云々のエピソードで有名鴨知れないラノベのコミカライズ(どういう説明だ)とあるファンタジーに居そうな王女と女騎士がとある田舎町で倒れており、地元少年が彼女らを保護する処から始まる。逆異世界迷走系・・かと思ったらその田舎の地自体の設定が読者視点でどんでん返しぽかった。こういうの結構好き(笑)冒頭からネット・オタク・ラノベ専門単語が飛び交い妙に高いテンションで話が進む。作画の状況描写とコミカルなノリの構成は質が高いと感じる。田舎住みなので田舎あるある描写に妙に共感する。複数巻。★★☆☆☆