母親や友人や通りすがりの人間の肌に不可思議な文様を認めた女子高生。その人たちが宇宙人に侵食されていると感じる中、怪しいクラスメイトの男子を探ることに。周囲と自分とでその男子の認識がずれているからなのだが・・。
話のとっかかりは書くと長くなるので割愛するが、未知のウィルス?を軸としたSF青春アクションといったところか。主人公自身が感じる異常に対して奮戦するもどんでん返し的な展開が続く。
ストーリー構成とか演出は、古き良きSFの作法であり、ちょっと映画っぽい印象を受ける。絵柄は特徴的な上にフルCGというかデジタルトーンを多用したある意味懐かしい感じの画面処理。若干読みづらいが世界観にはあってると思う。
岩村月子
角川コミックスエース全3巻 / 角川書店
ジャンル:少年・SF / 好み度:★★★☆☆