ご近所のおっちゃん、おばちゃん、おじいさん達による
ゲートボール仲間たちの日常を描いたまったりご近所ゲートボール物語。
まあ若い人も幼子も出てきますが。
絵柄は著者のデフォルメしたほうの絵柄。
ゲートボールで集まってるけどおやつを持ち寄ってまったりしたり
乙女趣味の人が可愛いユニフォームを作ったりとか
エピソード的にはごくごくありふれた内容なのに
著者が描くとどこかスタイリッシュになる不思議。
メンバーは各々個性的かつ物語における役どころがきっちり作られている。
日常の1コマの見せ方の魅力的なことよ。
大人たちの中に混じる幼女の様子は、
個人的に大人に囲まれた幼少期をなんとはなしに思い出す。
1つ1つの登場人物の言動や所作やモノローグのリアル感が素晴らしい。
オノ・ナツメ
バンブーコミックス全1巻 / 竹書房
ジャンル:青年・日常ドラマ / 好み度:★★★★☆