主人公は1巻表紙絵のメガネの大柄な男性。
妻の地元である三重に転勤になったことから妻の実家にお世話になることに。
妻の実家の家族は義祖母・義父母・義兄家族の4世代がいる大家族。
そんな家庭の中に東京出身の主人公が妻と暮らす、というかんじ。
大家族の賑やかさや家族内の悲喜こもごもなどはあるが
おおむね平和というか世知辛い人間模様は少ない。
主人公は勤め人だし妻にとっては実家だしでさほど緊張しない環境。
主人公自身も田舎暮らしの醍醐味をゆるりと堪能していく。
趣味と実益?を兼ねて義兄がやっている家庭菜園を手伝ったり、
義姉の出産があったりと日常的なエピソードが展開されていく。
著者の話はほんと読みやすいし、これといったインパクトがなくともじっくり読める。
菜園の話は実用的というかめっちゃ勉強になります。
これだけでも読んだ価値がある(笑)
「よっけ」ってどういう意味かと思ったら「ようけ」と同意かあ。
関西圏と近いから方言はわかるものが多いけど違うのもけっこうあるね。
宇仁田ゆみ
バンブーコミックス全6巻 / 竹書房
ジャンル:青年・家族ドラマ / 好み度:★★★☆☆