さるとびエッちゃん 

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猿飛佐助の子孫で並外れた運動神経と動物と意思疎通が出来るなどの特殊能力を持つ女の子猿飛エツコことエッちゃんの物語。
石ノ森章太郎原作。これもはるか昔再放送で観てました。忍者の末裔という設定ですが、エッちゃんの能力は忍術と言うより超能力と言った方がしっくりいく気がするなあ。飼い犬としてブルドックのような犬がいましたが名前はブクというのはネットで見て知りました。そういやそんな名前だった...。やっぱり不細工から命名されたのだろうか(失礼)
エッちゃんって設定のせいもあるだろうけど喜怒哀楽がさほど激しくなくて客観的に物を見ている大人びた女の子という感じ(感情が死んでるんじゃないけどね)。知性を感じるというかなんと言うか(笑)小っちゃいかわいい系容姿とのギャップも印象的。当時の少女系アニメの主人公っぽくなかったところが結構好きでした(笑)
とりあえず覚えている話(というかシーン)はとある子供に恵まれなかった大人の女性が養子にした子供と上手くコミュニケーションがとれないとエッちゃんに相談するというもの。あなたが本当の親子でないという気持ちからこどもがどんなおいたをしてもしからないことが原因だと諭すエッちゃん。こどものエッちゃんに敬語で相談するおかあさんや大人びた言い回しで諭すエッちゃんを見てなんかあべこべだなあと子供心に感じた記憶があったり(汗)結局母親はこどもを叱り2人は親子になったのでしためでたしめでたし。でその後エッちゃんがお母さんを思い出すシーンが印象に残ってます。このころって魔女っ子系漫画って家族愛がテーマになるのが多かったのかなあ。

1971年テレビ朝日系放映全29話/堪能度:★★★☆☆