超時空要塞マクロス
謎の宇宙船が地球に墜落した宇宙船がきっかけで人類は統合政府を樹立。その10年後、巨大宇宙戦艦 マクロスを中心とした地球とゼントラーディ軍との戦いが始まる...。
マクロスとは単なる戦艦ではなく、中には一般人もいて人間社会が形成されています。ゆえに芸能界もあります。作品のヒロインの一人リン・ミンメイの歌が対ゼントラーディ軍の切り札になっているという設定だったかと。もちろん普通の戦闘がメインですが。
異星人との戦闘描写のみならず、マクロスに乗っている登場人物の人間模様がリアルに描かれていましたね。人気だったリン・ミンメイは、キャラデザは好きだったけど性格や行動は苦手なタイプの部類でした。主人公の一条輝ともう一人のヒロイン早瀬未沙の三角関係がけっこう生々しかったなあ。主人公もあんまり好きなタイプではなかったので感情移入せず淡々と見てた記憶があります(笑)
敵は身体サイズが地球人のそれと比べてかなり大きく、戦闘しかしらない(愛情という定義がない)種で、敵の中には地球文化や愛情といった感情を学ぶという設定が面白かったですね。プロトカルチャーっていうんでしたっけ。
1982年TBS系放映全36話/堪能度:★★★☆☆
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
男だけのゼントラーディ軍と女だけのメルトランディ軍の苛烈な戦いは続いていた、ゼ ントラーディ軍の追撃を受けながらも地球への帰路を急ぐ戦艦マクロス。戦火の中、マクロス内のアイドル歌手リン・ミンメイ、彼女をを偶然救ったパイロットの一条輝、彼の上官の未沙をはじめとする人々の物語を描く。
テレビ版とは微妙に設定が違っています。一条とミンメイがはじめてあったときはミンメイはすでにアイドルとしてデビューしてたりとか。テレビ版よりも人間ドラマが秀逸になっていたような気がします。もちろん戦闘描写も迫力がありましたが。テレビアニメと劇場アニメの創り方の違いが良くわかるタイトルでした。
1984年映画115 分/堪能度:★★★☆☆