あるホテルを舞台とした推理アドベンチャー。
元刑事のセールスマンの主人公が仕事のために立ち寄ったホテルで、長い間探していた元同僚の謎にふれることになる・・という展開。事件を解くのではなく、ホテルの客の過去をひもとくといった感じですね。推理モノだけど殺人事件を解決するという展開ではないところが新鮮でした。
絵も線画の落ち着いた絵柄で1979年のロスという時代と舞台設定にぴったりでした。線画で動くのでアニメ絵より情緒がありましたね。
単調になりがちなジャンルですが、DSの特性を十二分に活かした構成でかなり面白かったです。ストーリーと謎解きの組み立ても難しすぎず簡単すぎずでかなり良かったです。
ただ、ペンタッチを使って機械をいじるという設定で、1人用ゲームなのにペンを2つ同時に使わないといけないミニゲーム?はどうよ、と思いました。予備のペンを失くしてたら先に進めないじゃん・・とふと思った(なくさなきゃいいんだけどさ)
アドベンチャーは退屈、という人にもおすすめのタイトルです。
CING / アドベンチャー / 個人的ハマリ度...★★★★★
ハード機種:ニンテンドーDS