人類は、地球に攻めてきた異星人に敗北し、一部を残し大半が火星に避難した。
地球奪回のための降下作戦で母船を撃沈され、地球に不時着した軍人の青年スティックと、たまたま母船の不時着に居合わせた地球育ちの少年レイの出会いから物語ははじまる。各々の目的のために降下作戦で使用されるはずだった、パワードスーツを持ち2人が旅をするなかで徐々に仲間が増えていくというパターン・・かな。
メインマシンは普段はバイクで有事の際は着ぐるみになるという当時としてはめずらしいタイプでした。あ、3段変型とかはマクロスがあったか。マシンもかわってたけどメインキャラクターたちもけっこう個性的でしたね。それまでは同じような年代の若者の集団というパターンが多かったと思いますが、このタイトルの面々は年齢・性質・風貌・旅の目的もぜんぜん違う。その辺の人間模様も面白かったですね。
敵の目的もけっこう壮大で見ごたえあったなあ。今見るとありがちーと思ってしまうけど当時はわくわくしてた(笑)OPとEDの曲がバラード調なのもめずらしかったかも。どーでもいいけど知人のアニメソングカセット(CDにあらだったんだ・・)に入っていたのでいまでもけっこうソラで歌えてしまう。
個人的にインパクトがあったのは、第1話のスティックが所属する降下作戦のチームの緊張感のなさ。過去2回失敗した作戦なのに艦内の雰囲気和みすぎ。いままさに作戦時間になろうとういうときにスティックとその恋人がのろけを披露しそれをクルーたちが冷やかしているシーンはもう笑うしか。そんなだから・・・とツッコミいれたくなったのは間違いですか?
1983年フジテレビ系放映全25話/堪能度:★★★☆☆